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私と発達障害グレーゾーンで境界知能の息子の話

9歳👩🏻&7歳👦🏻のママです。IQ70代→IQ89。HSCの要素もあり、チック症もありの息子のこと。家庭療育など。

5歳言葉が遅れている息子にクイズを出しまくったら

 

グレーゾーンnn-oz-erug



 

5歳の息子が知能検査を受けたときです。

言葉に関する検査の質問で

 

言語理解

 

 

 「靴とはなんですか?」

 

 と聞かれ、息子は答えられませんでした。

この年齢の子くらいの答えの

例としては「足に履くもの」だそうです。

 

 息子、靴が何かは知っています。

言葉で表現すること

ができなかったのです。

 

その後、心理士さんからアドバイスを受けました。

その中で言葉の発達を促すために、

クイズが良いということを教えてもらいました。

 

そして日常生活でクイズを出しまくりました。

 

息子は1年で言語理解の数値が急成長!
言葉の使い方が上手になったと実感しています。

 

 

 

息子の様子

検査のあと、もう一度似たような質問をしてみましたが、

やはり、「わからない。」のひとこと。

 

そういえば家庭でそのような質問を

したことがありませんでした。

それに今まで、園での出来事を

詳しく説明してくれたことは

ほとんどありませんでした。

こちらの質問に単純に答えるのみ。

(これは記憶力も関係していると思います)

 

息子の言語能力の低さに5歳まで

気が付かなかったこと。

さらに、それほど家庭で浅い単純な会話しか

してこなかったのかと気づき、申し訳なくなりました。

 

↓ 5歳の時の検査結果です

elmaijo.hatenablog.com

  

日常会話で言葉の発達を

 

心理士さんから頂いたアドバイス

「ご飯を食べるときに使うものなんだ?」
「これって何するもの?」

 

日常でこのようにクイズを散りばめたらよいそうです。

そう、これ。いつでもできるクイズなんです✨

 

靴下をはいているときに

「靴下って何するものかな?」

「鉛筆って何するものだと思う?」

 

分からなければ、

「足に履くものだね。」「文字を書くもの。」

と何度かお手本をみせます。

 

すると、息子の場合はすぐにパターンで

答えられるようになりました。

 

初めは答えも単純でした。「履くもの。」など。

それでも、一つ成長です。

たくさん褒めてあげました✨

 

ですがこれだけだとそのうち飽きてくるし、

試されている感が出てきますよね😅

 

そうなると子供は楽しくなくなり、

伸びません。

 

そうなる前に次の手です。😂

 

大人がとぼける

「あれ名前何だっけ?黄色くて酸っぱい食べ物。」

「唐揚げにかけたりもするかな~」とか。

名前を忘れたふりして、答えてもらう作戦です。

 

服を洗う機械、何て名前だっけ?ど忘れしちゃった!

洗濯機でしょ!

…とそれ忘れちゃう?(笑)という

問題も時々だしていました🤣

誇らしげに答えてくれていましたよ😊

 

「服を洗う機械」だけのヒントで

頭の中で考えて、想像させるんですね。

 

こうして続けていると、

説明する能力が徐々についてきました。

 

すると慣れてくるとちょっと物足りなくなります。

 

なので次は…

 

絵カードでヒントクイズ

言語能力クイズ


ある程度語彙力も身に付き、

説明できるようになったら、

 

ゲームにします。絵カードを使います。

 

絵カードに何が描かれているか

読み手がヒントを出して、

解答者がそれを当てるというゲームです。

 

言葉の遅れクイズ

例えば絵カードで「りんご」のイラストを引いたとします。

読み手は、カードが回答者に見えないようにして、

ヒントを出します。

「赤くて丸いもの」「果物の仲間」

「食べたらシャキシャキするもの」

こんな感じでヒントを出し、

解答者が答えを予想し当てる。というゲームです。

色んなヒントの出し方がありますよね。

 

見たものを観察し、何のために使うもの、

どんな匂いや食感だったか思い出し

言語化するということです。

 

うちの子は問題を出すのが好きなようで、

このゲームだと進んで読み手側に回ってくれました。

 

答える側も、

耳で情報を聞き取り、情報を記憶しつつ
情報をもとに想像するんです。

イラストがあるので、答え合わせができ、

理解が深まります。

 

息子に足りない能力を鍛えるためにはもってこいの

ゲームでした。

いつでもできる

絵カードじゃなくても、これもいつでもできます✨

好きなキャラクターなどもできますね。

 

息子はよく、寝る直前に布団の中で

思いついたように、ポケモンのキャラクターの

問題を出してくれました。

「耳が立ってて…黄色くて…」という感じ。

 

私はポケモンに詳しくないので、

マニアックなキャラクターを出されると

その説明があっているのか?答えも

わからなかったですが、(笑)

本人が楽しくしてくれていたので、

ポケモン問題の時は楽しさ重視で

気にしませんでした。😂

全然わからなくて、息子が誇らしげでした。(笑)

キャラクター図鑑を片手に持っていると

良いかもですね。

 

 

おすすめ本

ネタ切れの時には時々本を使いました。

 

息子のレベルにあっていて

しばらくの間使えたのは、こちら。

おすすめ本①

 

※クイズとなぞなぞの違いを簡単に説明

  • クイズとは…事実の知識を問う問題。
  • なぞなぞとは…とんちやダジャレ、言葉遊び、
    頭の柔らかさが必要な問題。

 

正直、クイズではなくて、なぞなぞだと

言語能力・想像力が低く、頭もかたい息子には

難しすぎます!😨

 

ですがこちらの本、なぞなぞとなっていますが、

  • 割とクイズ問題もちらほらある
  • かな~り優しいなぞなぞが多い
  • イラストがヒントになって苦手でもいける
  • 語彙が少ない息子もわかる問題ばかりだった

 

なぞなぞの本ってたくさんありますよね。

ヒントクイズゲームをしていると

自然となぞなぞにも興味を持って

来るんですが、なぞなぞって意外と難しいのです。

 

これはなぞなぞデビューにおすすめです!

 おすすめ本②

もう一つ、こちらも優しい問題が多くて

助かりました。

言葉の発達にクイズ グレーゾーン言葉

古いもののようで検索しても出てきませんでした😅

【ようちえん】のレベルがちょうど良いみたい。

 

 関連記事

elmaijo.hatenablog.com

 

楽しく・褒める 

このように日常生活の会話の中に

織り込んで、言葉で説明する力を促しました。

 

親も一緒にゲームに参加することによって

まだ子供が知らない説明の仕方、新しい言葉を

どんどん聞かせてあげることができます。

 

で、やっぱり大切なのは

子どもが楽しくできるように、

大人も楽しむ

盛り上げ上手になることです。

お母さんが楽しそうにしていると、子どもって

うれしいものです。

スモールステップも忘れずに😊

 

現在の息子は?

息子は本当によく話すようになりました。

得意ではないですが、話すことに対して

苦手意識は消えたようです。

色んな人に話しかけるようになったし、

よく学校の出来事を話してくれるようになりました。

しかもちゃんと伝わるように。

凄い変化を感じます。

 

今は1年生、国語の授業はやっぱり苦手なようですが、

1年前の息子のことを思うと劇的に変わったので、

アドバイスをいただき、

この取り組みを続けてよかったと

思っています。

 

 1年の時の検査結果

elmaijo.hatenablog.com

 

最後に

 あくまで私たちの体験談です。

その子に合った支援は本当にそれぞれですが、

誰かのヒントや励みになればと思っています。

 

 

 

 

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