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私と発達障害グレーゾーンで境界知能の息子の話

9歳👩🏻&7歳👦🏻のママです。IQ70代→IQ89。HSCの要素もあり、チック症もありの息子のこと。家庭療育など。

【通常級は難しい】境界知能が発覚【5歳】

 

年長に上がったばかりの5月初め。

担任の先生に進められて発達検査を受けました。

 その検査の結果、知能指数が境界域だという

ことが判明し、検査を担当した心理士さんに

 

『普通クラスは難しい。』

『支援級のほうが望ましい数値です』

 

と言われました。

 

 

なぜ発達検査を受けたのか?

 

もともと発達で心配な面があった。

幼稚園の先生に指摘された。

…などはありませんでした。

 

赤ちゃんの頃からよく笑って、

コミュニケーションも良くとってくる

団体行動などもできている。

ちょっとマイペースなところは個性だと思って

可愛いと思っていました。

 

じゃあ、なぜ検査に至ったのか?

 

通っていた幼稚園に、発達に詳しい先生がいて

その先生は、発達が少しでも気になる子に

検査を進めていたようで(恐らく)、

私も声をかけらました。

 

今まで一度も、発達について先生からの

指摘はなく、「〇〇さんもどうですか?」

という軽い感じで声をかけられました。

 

そう言われ考えてみると

たしかに他の子と比べると

  • のんびり屋さん
  • ちょっと幼い
  • 言葉も少ない?
  • 幼稚園の工作で何を作っているのか理解していない

…と、この子はこんな調子で

大丈夫かしら??受けてみようかな。

という考えに至りました。

 

ウェクスラー検査結果

そして受けたのは、

ウェクスラーという知能検査です。

結果は。。。

総合IQ 76 でした。

小学校は普通クラスは

難しいかもしれない。

ということでした。

 

 

ショックでした。帰ってネットでIQというものを

調べてますますどんな状況か把握できてきて、

それでやっとわかりました。

 

私から見た息子は…

  • 上手ではないがしゃべらないわけじゃない。
  • 集団行動は1歳半から保育園でできている。
  • 好き嫌いも特になくよく食べる。
  • 赤ちゃんの時からよく笑う愛嬌のある子。
  • 運動神経も良いと先生から言われていた。
  • 友達とも上手に遊んでる
  • 友達からは○○くん!といつも呼ばれ愛されていた。

そんな子でした。苦手な面はあるものの、

それは個性だととらえて、全てが可愛かったので

こんなに今まで元気に過ごしてきたのに???

本当なの?という思いがありました。

 

 

境界域に激しい凸凹も 

 

IQ76という数字は境界域と言われています。

息子はこの検査で能力の激しい凸凹も見られました。

一番低かったのは、言語理解です。

かぼちゃのイラストをみても名前を

答えられませんでした。

語彙力がとても低かったのです。

もちろん説明する能力もです。

 

日常生活での会話で特に困っていなかったので

気づかなかったのです…… 

 

詳しい検査結果についての記事はこちら

 

息子は障がい者?という不安

境界域といっても軽度知的障害にも

かなり近い数値です。

いきなり息子は障がい者?という

扱いになっていしまうという不安。

将来、普通にくらして、

普通に青春時代を友達と過ごして、卒業して

会社に入って、恋人ができ、結婚すし、こども育てる。

自分たちが当たり前に過ごしてきたことが、

この子はできないんじゃないか?

勉強ができなくて、学校で浮いてしまって、

引きこもってしまったりするんだろうか。

 

そんな不安がぐるぐると頭の中をずっと回っていました。

夫婦で何度も何度も泣きました。

何度話し合っても先のことはわからなくて

泣いてしまいました。

 数か月は暇があれば涙が出てきてしまいました。

 

就学まで時間がなかった

 すぐには受け入れられず泣いてばかりでしたが、

もう6月にもなろうとしている時期でした。

一般的に就学相談などは早ければ

夏に行われると聞き、焦りました。

ちゃんと受け入れられた訳ではないけれど、

行動しなければならないタイミングでした。

 

とにかく毎日検索し、調べて、役所に相談したり

先生に相談したりして、最善を尽くそうと

していました。

最善とは何か分かりませんが…。

その時は【普通】について行けるように

と必死でした。今思うと【普通】とは?

何だろう。と思っていますが、

当時はそんな思いで必死でした。

 

そして

療育機関に半年だけ週2回登園しました。

 

家庭療育

とにかく時間がないと焦っていた私。

週2回の療育では足りない。

一番そばにいる私も勉強して何か

発達を促すことをしたい。と思い、

必死に勉強しました。

今思いえば焦りすぎでした。
本当は焦るものではありません💦

 

 コミュニケーション能力

語彙を増やすこと

体感を鍛えること

ビジョントレーニン

などなどいろいろ生活や遊びの中に

取り入れました。

 

その努力あってか???

1年後、ちょうど入学するころ。

劇的に息子に変化がありました。

徐々にでしたが、年長の5月と比べたら

とても成長していました。

 

もちろん焦っていたこの時期に

失敗もありました。そのお話も

いつか記事にしようと思います。

 

 

小学校入学した今

今は情緒級で過ごしています。

放課後デイサービスも週2回利用しています。

 

今ではそんなに悲観することもなくなりました。

先のことはわからないからです。

息子の笑顔が一番の幸せだからです。

ママが泣いていたら、子供に本当に伝わるからです。

 

 

なので今できること、今のベストであろう選択や

努力やサポートして過ごすようにしています。

 

 一年の夏に受けた知能検査結果の記事はこちら

 

 

 最後に

 

私は初めて発達検査を受けた日から、

数か月毎日のように暇があれば、

涙を流していました。

一般的に受け入れるのに半年かかる

と言われているようです。

私も多分それくらいでようやく本当に

受け入れられたと思います。

 

この経験が誰かの役に立てないかなと思い

このブログを書き始めました。

息子の苦手部分を伸ばす為にしたこと、

参考になった本、道具、おもちゃ

ゲーム、声掛け方法、など少しづつ

上げていこうかなと思っています。

 

子供のことが心配でネットであちこち検索してみますが

全く同じ子なんていません。経験談でしかありません。

けど情報収集がしたい。

 

そんな人たちの為に少しでも情報をシェアできたら、

そして、心の支えにもなればいいなぁと思います。

 

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